text by charlie
4月23日 charlieJrは早退して、空港に向かう。早退したのはいいが、友人宅にDSを取りに行くと走って出かけた直後、「転んだ〜〜怪我した〜〜〜」と血〜ゴ〜ゴ〜で帰ってきてキズパワーパッドで応急処置だったらしい、そうこうバタバタしつつ鹿児島空港からレンタカーで一路宮崎へ。
今回は、全日本級別選手権サーフィン大会というやつに親子でエントリーしてみたのだ。4級クラスだから楽しいかもね〜〜と考えての参加だ。
夕方の木崎浜には大勢のキッズ達が溢れかえっていた。みなさん学校行かずに練習してるんですね〜〜〜まいった!!美しい夕焼けに染まりつつ、宿へチェックイン。今回の宿は民宿みさき荘である。国道沿いとはいえ、サーファーのための心遣いがばっちりなイケてる宿でした。
夕食は青島の鬼扇である。ガイドブックにも載ってるので、あまり期待せずに行ったんだけど結構いい感じの店でリーズナブルでした。魚も上手いし鳥も旨い。焼酎も旨い。いい感じで酔っぱらってしまいました。
4月24日 7時に朝食をいただいて、開会式に臨む。
東国原知事も挨拶に来ていた
いろんな人が舞台で「おはようございます」と言って挨拶をはじめるんだけど、このサーファーの集まりは全く返事をしないのである。アスリート系大会だと、まず挨拶するんだけどな〜〜〜・・・。これが伝統なのだろうか・・・初めてのcharlieにはわかりかねるのであった。
開会式が終わり、アナウンスが入る。本日は波不足によりロングから始めるとのこと。ヒート開始は11時。まずは、どんな感じでヒートが進むのか見学である。10時40分頃にはゼッケンをつけた選手が入水し、赤ゼッケンの選手がロングライドを決めている、さすがに上手い!!そんな風に眺めながらぼんやりと見ていると、数人がビーチから海に向かってダッシュしている。何事かな〜〜と思ってたら、選手の四肢を4人で持って、ビーチに引っ張り上げている。これはただ事ではない。charlieもあたふたと現場へ走る。ついた時には、すでにAEDが装着されCPRが行われていた。ライフセーバーと思われる人がヘルスケアプロバイダーとして機能しているみたいだったので、アシストにまわる。そうこうするうちに自発呼吸と心拍の再開が得られ、救急車搬送されていった。もう現場は騒然としていて大会どころじゃない感じである。警察も来て物々しい雰囲気でもある。しかし、全国から集まった大会だけにラウンド1再開となった。
charlie的には、これで気が抜けた感じになってしまった。どうやら今日はロングだけしかやらないらしいとわかり、早速着替えて試し乗りである。しかし、ピークは子供達に占領されており、波なんかとれる雰囲気ではなかった。しかも全国レベルのキッズの上手いこと!!うちのJrはすっかりビビリが入り、水が冷たいと言い訳してビーチに立ちつくし尻尾を巻く始末だった。
hayakawa氏から電話をいただいたり、norikoちゃんとhayakawaJrに応援に来てもらったりと色々ありがとうございました!!
本日は勧められたもも焼き屋さん「鳥萬」に行ってみた。さすがに勧められるだけあってたたきは絶品でしたね!!超旨かった。帰りに小さなラーメン屋に入ると、ローカルのおじさんに酒をつがれ、巨人軍の話やサーファーの話を聞かされるのだった。
4月25日 昨晩から降り始めた雨が今朝も降り続いている。朝一で会場チェックすると、サイズアップしておりセットは頭オーバーの様相である。今日はショートの1.2級と3級のラウンド1からだそうである。一度、宿に戻りゆっくりと朝食を食べる。
9時半頃に会場に着くと、波はいささか落ち着いている。雨もあがった。オフショアで面ツル。コンディションは最高なのだが、Jrには波がでかすぎるようだった。3級に続いて4級のラウンド1らしく、charlieは第1ヒートである。元来コンペティターサーファーではないのだが、Jrの付き添いということでエントリーせざるを得なかったのだ。生まれて初めての大会参加である。3級までのヒートを見て1.2級との差がわからなかったくらいだから、4級も4級の資格である「テイクオフして確実なターンをしてプルアウトする」レベルの選手はどうせいないのだろうなぁと思いつつヒートに臨むことにした。
ヒート前 なんか緊張するんだなぁ・・・
マキシマムウェイブ8本 ベスト2ウェイブだそうだ。
テレビでよく見るヒートを待つ選手の気持ちが少しわかった。
いよいよ入水するハゲオヤジ
ホーンと共にグリーンフラッグが上がる。いきなり右からセットが入ってくる。いいところにいたゼッケン白が乗っていく。いい波だったなぁ、くそ〜〜。
そうこうしているうちにゼッケン赤やゼッケン青は小波でもガンガンリップを当てまくっていく。どこが4級なのか全くわからん!!
あっという間の15分でした。
テイクオフ出来たのは1本だけ・・・
ほとんどこんな風に乗り切れなかった・・・
他の選手は次々と波をゲットし高得点を上げていく。でぶcharlieとしてはセットでしか点数を上げられないと思っていたのでアウトよりでセット待ち。でも、カレントは速く定位置にはいられない。あせって乗ろうとしても乗り遅れたり、無理してパーリングしたりして、そのうち岸の放送から「インターフェア〜〜」という声が聞こえた。あちゃ〜〜やっちまったか。もう惨憺たる状態である。ヒート終了となり戻る時にアウトにいたゼッケン白の板が後頭部に当たりたんこぶまで製造してしまった。
たんこぶを押さえつつ試合終了
たんこぶ!!
4級といっても、1.2級レベルの人達が結構いることがよくわかり、波もでかすぎるということで、Jrは棄権することとなった。さらにちびっ子でも3級に出て乗りまくることを考えると、ちょっと複雑な気分ではあった。
しかし、試合が終われば気分は上々。あとはファンサーフを楽しむだけだ!!面ツル木崎浜なかなかいいよ〜〜難しいけどね〜〜〜
しばらく遊んで、サイズの小さい青島に移動。青島駅前のうどん屋のさかな寿しがなかなかいい味だった。
ビーチにはサイドオフの風に魅せられたウィンドサーファーが結構な数生息していた。
風で砂が舞う青島 おまけに寒い!!
これぐらいのサイズなら楽しいらしい
長い一日を終え、本日も鬼扇でしめる。最後だから宮崎牛も味見しておいた。
4月26日 朝一朝食をメイクして、えびの市のマラソン大会に向けて出発し、サーフトリップ終了となった。
後にネットでヒートの結果を見たら、なぜか3位になっていた。あの「インターフェア〜〜」はどうやら人違いだったようだ。あんな演技で3位な訳ないもんな〜〜。まぁ事前の下調べが悪かったと言えばそれまでだが、級別のあり方には大いに疑問を感じる大会だった。トップ選手を生み出すための儀式みたいな感じで、普通の人はまず楽しめないだろうと思われた。まぁいい勉強になりました。
H1 | |||||||
ゼッケン | 氏名 | フリガナ | 支部 | 順位 | クラス | 保持級 | ポイント |
Red | 大森 海夏人 | オオモリ カナト | 茨城南 | 1 | ボーイズ | 4 | |
Blue | 河田 樹 | カワタ タツキ | 熊本 | 2 | ジュニア | 4 | |
Green | charlie | チャーリー | 鹿児島 | 3 | Gマスター | 4 | 680 |
White | 中津 伊和根 | ナカツ イワネ | 横浜 | 4 | シニア | 4 | 472 |