niseko vol2

text&photo by charlie

2月18日 酒に溺れた前回の旅の反省を胸に、銀座で軽くフルーツカクテルをメイクしたcharlie&JINJINは今期2度目のニセコに向かった。と言っても、9時半発というやる気のない飛行機に乗ったJINJINの到着にあわせるとルスツで滑るのはすでに無理な感じになっていた。仕方なくマルトマ食堂でホッキカレーをメイクし、サンワールドでお買い物をしてニセコへ向かった。前回帰りがけに死にそうになった276号線も今日は快適である。

手袋を忘れたボケボケcharlieは343でなんとかヘストラをゲット。3時過ぎに泉卿トントゥにチェックイン。ささっと着替えてアンヌプリでピステンかけ直したばかりの緩斜面をカービングウォームアップ。1時間で6本メイクしたので上出来な感じ、大人な感じである。

早めに帰って着替え、倶知安ナイト号にのり街へ下りた。今回は元ビックリのタケチャンが新しく開店した焼鳥屋「炭や」にお邪魔するのも目的の一つだった。早速オージー満載な店内で小さくなりながら食事を頂いたが、厳選された素材に手を加えたなかなかのメニューであった。本当に美味しかった。それに、ボールズ時代のかずお君がスタッフとして働いていて再会に感激してしまった。

ただし、満席スタイルはやや東京チックだったので、帰りのバスまでの時間をニューローズで過ごそうということになった。入店すると広々店内に人気がなくフィリピン人もいなくなっていた。とりあえず、退散してあちこち覗いてみたがどれも怪しく結局はニューローズに戻ってきて飲むことになったのだった。かなりヤバイ感じの女性に傍に付かれつつも、カサリンチュとか熱唱したりして、つかの間の楽しい時間だった。「いいとも」の方がかなりいいかも・・・

宿では買いだし済みの毛ガニみそと日本酒で北国を満喫。

2月19日 お約束通りお寝坊気味の出勤。アンヌプリに着いたのは9時過ぎであった。2本ほどsugawara氏と流して、久々にニトへ行くことになった。クリッカーからアキュブレードに乗り換えたため、久々にアトラスのスノーシューを装着するも、足がでかいせいもあり、なかなか時間を要してしまった。その上いきなりはずれたりして、まるで初心者の如き様相を呈していた。それでもなんとか、sugawara隊長に先導され、若者にケツを煽られながらニトを登りきる。標高差はさほどないのだが、久々なこともありちょっと疲れた。登りきったところでcharlieのアトラスは寿命を迎えご臨終。

ハイクして一服


rider:JINJIN


rider:sugawara

rider:sugawara
これから当てに行くところですね〜〜〜

ところが、ピンぼけの連続で素人カメラマンではいいカットは残らないのでした・・・ごめんなさい・・・・

有名なTT沢でいい写真を撮りたかったのだが、あいにく雪が降りしきりなかなか厳しいセッションになってしまった。それでも、久々の裏山で楽しかったですね。また来たいな。


看板にも手が届く積雪量ですね〜〜〜

さて、丁度お昼だったので、いつもの再来軒にお邪魔すると、なんとそこはシナ人満員御礼となっていた。マイクロバスで乗り付けるとは恐るべし。

街に下りてなかまのラーメンを食し、ワイスに風呂へ入りに行った。ここでもレンタカーにのったシナ人家族に遭遇した。こんなところまで進出されていたとは・・・・

その後はマックスバリューや魚屋で買い物をしたのだが、この頃から休息に具合が悪くなり始め、腹部膨満と発熱でcharlieダウン。調理諸々はすべてJINJINが担当したのだが、ほとんど食えず飲めずで、ひたすら下痢と闘いつつ一晩を過ごした。sugawara氏とJINJINはワックストーク&実践で結構盛り上がっていたみたいだけど、あまり憶えてない。夜中まで一人起きていたJINJINはカニ身をむしって雑炊の用意などしていたので、トントゥの2階はカニカヴァーになってしまった。缶ビール1本すら飲めなかった・・・・

2月20日 体調は微妙だが熱はない。なんとか滑れそうなので朝一から用意をする。幸い二日酔いがないので早起き可能なのだ。結局珍しくセンター4に並ぶことになってしまった。ここで四国のJINさん&watanabe氏と合流。凹の見える偽面ツルスーパーコースを捨て、花3へ。出遅れた割には久々に左の急斜面がまだサラで、久しぶりの高速ターンを堪能した。やっぱパウダー最高だね。その後、デルタ地帯と藤原下部をやったけど、視界が悪くて出だしかなり厳しかった。

その後は花1まで下りて、オージーの館でカフェモカ&ブラウニーなまったり感。昼前には四国チームを残して、南国チームはさっさと切り上げてしまった。

昨日メイクし損ねたの本日こそはと再来軒襲撃。チャーハンを美味しく頂いた本日はシナ人不在で平和な感じ。

時間はたっぷりあるので、とある町民スキー場へ遠征してみた。2時半頃着いた時、丁度光が差していて、美味しい部分がかなり食い残されていたので、すかさず回数券で一気に頂戴してしまった。ピンポイントで光と雪が頂けてかなり満足度は高かった。「もう1本、そこがスキーのやめどころ」おっしゃるとおりです・・・・

生ものがかなり受け付けない感じになっていたので、今回は花吉を諦め、トントゥホルモン亭を開店。部屋中モクモクと焼き肉屋状態にしながら、sugawara氏&狩太氏の北国チームと四国チームと南国チームの意味くじわからんトークセッションが繰り広げられたのであった。この日もcharlieは不調で缶ビール5本がやっとであった。

2月21日 最終日 天気予報では午前中抜ける予報だったが、朝一は雪が降っている。天気予報を信じて早朝から片付けに入り、早々にチェックアウトをすませ装備完了でせんたー4に並んでしまった。珍しく他には目もくれず第7にのって最上部を久々に1本メイクした。

その後はゲート前でじっと待つことにしたのだった。

天気はいいが、じっとしてるとさすがに寒かった。10時半のゲート開門とともに一斉に大量の人が登り出す。ここからはアスリート勝負だ。心肺機能の高さが勝負である。charlieは50番以内くらいではピークに着いていたと思う。JINJIN&JINさんの到着を待って、速攻滑り出す。競争なのでゆっくりは出来ないが久々のラインを全開で滑降する。踏み応え抜群の最高の1本であった。ここはやはり素晴らしい。2番沢まであっという間のパウダーランだった。

rider:JIN


楽しんで頂けたでしょうか〜〜〜

ゲレンデは暖かさ故にモサモサになってしまっていた。


rider:JINJIN
荒れた面もなんのその


rider:JINJIN

こうして今期サイコーの1本を満喫して帰路につくことになった。リフト券もぴーったり使い切って完璧な仕上がりです。

羊蹄山を眺めつつパッキング

千歳の山岡屋で、最後のラーメンを頂こうと思ったら、ここにもシナ人が観光バスを乗り付けて満席状態になっていた。そこらじゅう散らかして、爪楊枝をくわえて店内を歩き回ってくっちゃべってる。帰りの千歳もシナ人だらけで、北海道はどうなってしまうのか・・・観光誘致は結構だが、観光業界以外の人はの受け入れに対して抵抗あるんじゃないのかな・・・個人的にはどうしてもあの失礼な感じが好きになれない・・・日本人も海外でこう思われているのだろうか・・・自らを省みないとね・・・・


筆者近影

いろんな変化があるニセコだけど、これからもその変化に対応しつつ滑っていこうと思います。

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