text by charlie
3月24日 3週間前に断裂したアキレス腱をギブスで固め関西空港を飛び立つ。今回はマイル獲得を目指して全日空と共同運行しているユナイテッドを選択。昔は遠く感じたハワイも最近は近いと感じてしまう。しかし、時差だけは相変わらず苦手なので行きがけはひたすら眠ることに専念する。オアフ島到着すると、3月24日の午前6時半と時間が逆行している。interislandのターミナルに移動しネットを見ているとすぐにアロハ航空の出発時間となる。わずかなフライト時間であっという間にカフルイ空港に到着。とても懐かしい。
まずはカナハをチェック。頭くらいの波が割れている、しかも無風なためかなりサーファーが出ている。脚が悪くなければ今すぐにでもゲットしたいが今回はサーフィンは諦める。それにしてもかなりのサーファーの数だ。
1歳の頃、この浜で遊んでいた娘もこんなに大きくなってしまった。年もとるはずだ・・・・
そしてワイルクへ。昔住んでいた家は今も健在し、その前のパカカロも無風のせいで面ツル。ローカルの熱いセッションが繰り広げられている。本当に懐かしい。ローカルをレスペクトしろっていう看板が立ったくらいで他は何も変わらず昔のままだ。
マウイモールでプレートランチ
場所は移動していたが味はそのまま
アキさんのところで久々のご挨拶。人のことは言えないけどアキさんも白髪増えたなぁ。お子様も誕生されたそうで、時の流れを感じます。ここで娘の板をレンタルする。ワックスを塗らなくていい表面のソフトな板だ。
そして、ウェストマウイへ向かう。昔に比べるとずいぶん車が増えており、しかも高級車も多くなった。
どこも渋滞
今回の宿泊はカハナ地区
イースターのせいで、なかなか宿泊場所確保には苦労した
チェックインまでの小一時間はビーチのベッドでうたた寝して、荷物を部屋にぶち込んだら、すぐに海に出た。
今回のために整形外科の先生にお願いして作ってもらった波乗り専用ギブス装着
かなり快適であった
ダクトテープで巻いて海中では全く問題なし
膝波だったけど娘には丁度いい波で結構楽しかった。コンドの前で割れているのですごく便利。脚が悪いのでエレベーターへの出し入れは大変だった。あと他人が変な目でじろじろ見るのと、「その脚でやるの?」みたいな声かけをけっこうされた。沖にはかなりの鯨が見えた。
夕刻はラハイナのsafewayでしこたま買い込んでアメリカンビーフを頂いた。
3月25日、時差ぼけなのか早朝から目が覚めてしまう。天気はボチボチだ。午前中はラハイナあたりを車で流して昼くらいから海に入る。コナっぽい風で左から吹いてきており面は悪い。しかも昨日より小さくてあまりいけていない。寒くておまけに雨も降ってきて長くは持たなかった。
風が強まると鯨の潮吹きが空中で風に流されるために、鯨が発見しやすい。ものすごくたくさんの群れが見えた。
モロキニ島が遠くに見える
あちこちの海面で鯨が見える
ホノルアも波がなければシュノーケリング好適地
午後からはホオキパ見学。パビリオンもミドルスもすごい混んでいる。風が入って少し面は荒れているが十分に乗れる波である。ここで、長年の付き合いのあるりこまる(長年のニックネームなのでそのまま使用します)とその旦那様欣ちゃんと再会。午前中はかなりのハイクオリティーな波だったそうだ。そのままハイクのご自宅訪問。かなり奥の方にあり雨は本降りであった。ご自宅の佇まいすべてがハワイらしい趣があり、ゆったりとくつろげそうな環境だった。美味しいビールを頂いたが、そのまま飲み続けると帰れなくなりそうなので2本で止めておいた。次回はじっくり呑みたいね。
3月26日 雨。
ラハイナだけは何とか路面が乾いているがカアナパリから北は風雨が強い。仕方ないので、カフルイでお買い物。カアフマヌセンターも大きくなっていたし、トロピックスも大きく事業展開していた。
ラハイナ
夕刻はワイルクのサイゴンカフェで欣ちゃん&りこまる夫妻と10年ぶりに会う古矢氏と会食。昔話や世界の波についていろいろ話し、時間が足りないほどだった。サイゴンカフェはやっぱり美味しくマウイNO1とのことであった。実際満席だったしね。charlie的には春まきが一番だった。
3月27日 みんなで波乗りすることになり場所を探す。日に日に波は落ちていた事にくわえ、風雨を避けつつ娘も出来るポイントはなかなかない。
カナハにもトレード復活
カイトも結構いた
しかし、なんとその雨のせいでホノルアはほとんど人がいなかった。ちょうどすべてのサーファーが上がってきたのでポイントは無人となり、これはラッキーとばかりに日本人6人で一気に入る。
ホノルア貸し切りなんてあり得ないでしょ
波はセットで胸肩
小さくても波質はハイクォリティー
娘なんてホノルア貸し切りで、古矢氏や欣ちゃんから波を譲ってもらって指導も受けるというこの上ない贅沢な体験になったはずだ。いつかその価値が判るときが来るだろうか。
雨のせいでポイントまでの道に川が出来ていたので、ボディボードで下ろうとしたら、さすがに浅くて無理だった。(^_^;)
リッツカールトンの駐車場にて
3月28日 4時半起きで一路日本へ。短い旅だったけど濃い内容だった。脚悪くて波乗りは残念だったけど、心に残る旅だった。
みなさん本当にありがとうございました
MAHALO