2005-2006 NISEKO 滑走記
text by hayakawa
2005年12月編
2005年夏、北国をはなれ、南国は奄美在住となったhayakawaです。しかし未練がましく、クルマのタイヤはスタッドレス、ナンバーも「室蘭」のままです。(ただの面倒くさがりや?)。そして暇と理由を見つけてはボードを担いで北上しています。今回は、12月に東京で行われる研修に絡めて、ニセコに単身でおじゃましました。
初日(とある金曜日)
研修を終え、夜便で千歳入り。気温はマイナス13度、さーむーい!レンタカーをゲットし、久しぶりのアイスバーンに御対面、なんとかメイクしニセコ入り。今夜の宿はsugawara邸、深夜の到着にも関わらず、sugawara氏、週末いそうろうのfudakoちゃんが暖かく迎えてくれる。ビールをごちそうになり爆睡・・のはずだったが、北国仕様(?)の寝室は、ちょっと寒かった。
2日目
ゆっくり起きる。天気は曇り、sugawara氏は、大阪チームと滑るとのことで、ご一緒させてもらう。足慣らしということで、ひらふに新設されたリフトわきなど、メローなポイントを中心に案内してもらう。それにしてもこの時期は人も少なく、のんびりムード!その後ガスってきたので、昼過ぎから温泉に向かう。やっぱり露天で飲む雪見ビールはうまいなーと感慨にふける。ランチは再来軒でチゲラーメンとビール。夜はsugawara邸に狩太さん、クワさん、sheesaさんも登場、鍋料理をいただく。
ごちそうさまでした
外は荒れ模様の天気、今夜は20年振りの強い寒気が入るとのこと。寝室にホットカーペットがあるのを発見!暖かく休むことができた。
3日目
ゆっくり起きる。天気は吹雪、滑走はあきらめかけていたが、ひらふにいるD-takaさん、山ちゃんをはじめとするチーム苫小牧によると滑走可能とのこと。ひらふに到着すると、雪は止み、雲の切れ間から日が差すナイスなコンディション!!良好な視界の中、スーパーコース、高原(あえて)でパウダークルーズ、その後は望羊荘に滑り込み、瓶ビールセッションで締めくくる。
rider:hayakawa
rider:D-taka
スーパーコースを攻める
こうなっちゃうんですよ
カレーチャーハン
予想外の代物、味はと言うと、「カレーとチャーハンがケンカしているべや!」だそうです、d-taka氏談
夜は、昨夜と同じメンバーで、手作り餃子パーティー。
餃子
sheesa監修とのこと、美味かった。
毎日ビール飲み過ぎかも。
この日は山荘にステイする。
4日目
なぜか朝5時前に目がさめる。「朝ズバ」なぞ観つつコーヒーをすする。Sugawara氏と連絡を取りひらふを滑る。多少視界に難あるも、まあまあのコンディションを楽しむ。これで今回の滑走は終了。ランチはsugawaraさんお薦め「Loft倶楽部」でビール片手にジンギスカン。すっかり酔っぱらい、山荘に戻るやいなや昼寝。目ざめてびっくり、バタバタとパッキング。空港までドライブし、夜便で帰路につく。おかげさまで今回も、スノーアンドビール、満喫しました。ありがとうございました。
text by charlie
1月7日 昨日の築地のお寿司と大腸ニンニクで腹いっぱいのcharlieとJINJINは全日空で一路北へ向かった。今シーズンの出初め式である。
第2ターミナルでおしゃれな朝食のJINJIN
ORIXレンタカーでカローラフィールダーをゲットし、フォレストに寄ってみた。いつものきのこ汁と地鶏焼きを食べるためだ。しかし、中はがら〜んとして寂しい感じだし、きのこ汁は150円だし地鶏焼きはない。寂しい気持ちで少し食して後にした。とたん!!隣に巨大建物が建っているではないか、きのこ王国とちゃんと書いてあるし!!入ってみるといつものおじさんが鳥を焼いていて、またまけてくれた。しかもきのこ汁はちゃんと100円。やっぱりこれだよなぁと安心したのであった。大滝村とフォレストは喧嘩したのかなぁ・・・???
千歳も道中も天気はいいのにラジオではほとんどの高速が吹雪で通行止めだと言っている。マジ?さっきまで快晴だったのに。京極あたりからだんだん雲行きが怪しくなり大雪となり出した。倶知安も片側1車線になってしまっている。これは過去見たことないほど大雪だぞ。
札幌在住の琢ちゃんが合流して、まずは比羅夫で初滑りとした。アキレス腱切断からいまいち回復していないcharlieはskiでの初滑りである。琢ちゃんもskiなのでボードはJINJINのみである。センター4を1本分滑るだけで脚はパンパンであり、charlieはあとの二人に全くついていけないのであった。それでも何本か滑りヨロヨロしながら初日を終えた。
夜は富山チームの早月氏と合流し玄天カフェでシーズン初めに乾杯した。さらに宿泊しているユニタスで琢ちゃんのマシンガントークを堪能させていただいたのであった。
狭い部屋
1月8日 やや二日酔い気味なため8時頃ノロノロと起きだしアンヌプリへ向かう。昔の元気はどこに行った?
夜中から朝まででこんなに積もるんだものびっくりですよ。
しかも降り続けるし・・・・
アンヌプリは空いているかと思ったけど、やっぱり連休だけあってゴンドラも並んでました。しかも、charlieのバンディットB4は太すぎてゴンドラ持ち込みであり非常に迷惑な代物でした。数本滑っただけで脚にきてしまい、またもや断念。
完成して営業中の再来軒でラーメンをいただき、sugawara氏のご自宅を訪ね、鯉川でまったりしたところでアンヌプリに戻りさらに数本追加して終了としました。ここで琢ちゃんとお別れとなりました。お付き合いありがとう!!
夕方は久々に倶知安に降りて美味しい鯖をいただいた後、外人仕様に大幅に様変わりしたビックリで、雪かきに疲弊した狩太氏とsugawara氏を交えて金粉セッションを軽く行い、charlieとJINJINの遅いシーズン開幕を祝っていただいた。ありがとう!!
雪かき体験JINJIN
1月9日 最終日は気合いで朝一ならぼうと思って8時10分にセンター4に着いたら、なんとすでに歓声が聞こえる。よく見たらアーリーモーニングなど営業しているではないか・・・やられた・・・。といっても新雪地帯が鬼門のcharlieとしてはあまりダメージはないのであった。
それでも朝一花3は気持ちよく滑れた。ちょっと欲を出してコース脇のパウダーに入るとすぐに転倒し雪の中のスキー捜索で大汗をかく繰り返しだったけど、それはそれでいい経験でした。開放値5.5で設定してたけど新雪では即はずれだったのでもう少し締めた方が良さそうであった。実はかえって調べたら最低でも6.5はあった方がいいようだった。スノーボーダーには不慣れなものである。
10時半頃、深雪氏からセッションお誘いの電話があり、旧見晴らしヒュッテ前で落ち合い1本だけのセッションを楽しみ、最後はぼうよう荘セッションでしめた。一緒に滑れてよかった!!
いけてない滑りのcharlie
腰が引けてますなぁ・・・
腰痛JINJIN
わずか1本のセッションで写真まで撮ってもらって感謝です。
慌ただしくお別れしてから、gemtenに顔を出して、最後は京極温泉で暖まり機上の人となりました。
2泊3日の短い旅でしたが、シーズン初めをそれなりに飾ることができ嬉しく思います。
今回会えなかった方も含め、毎度のごとく北の皆様に感謝でした。
それにしてもskiは難しいものです。今後も少しずつ精進していきたいと考えております。次はT-hashi師匠に教えを請うかな・・・。
2005-2006 NISEKO 滑走記
2006年1月編
text by hayakawa
今回は、私とnori(嫁さん)でNISEKO滞在。あわよくばサーフアンドスノーと、張り切りすぎて、サーフボードまで持っていく始末。氷点下の千歳空港で、サーフボードは勘違いではないかと気づくがもう遅い。
今回のNISEKO、メインゲレンデはニセコモイワ。ここはローカル色のつよいゲレンデであるが、Sugawaraさんは、「ボランティアパトロール」の腕章までつけて、すっかりゲレンデの「顔」である。
gentem06モデル、zepherを試乗させてもらう。雪面に吸い付くような安定感があり、乗りやすい
滑った後は再来軒でビール片手にランチタイム、チーム苫小牧の方々と
noriとsugawaraさんとチーム大阪のishizakiさん
雪質は良く、毎日パウダークルーズを楽しむ。
滑走4日目、この日は天気が比較的安定したので、裏山におじゃまする。
今年は積雪が多い、この日のメンバーはsugawaraさん、大阪チームのichigoさん、nori、私
ドロップポイント近くで、sugawaraさんからパワーバーやコーヒーをいただく、美味い
ichigoさんは、この日の滑走をムービーにしてくれた。映像はこちら
その後は再び冬型の気圧配置、札幌まで買い物に行ったり、苫小牧に繰り出したりして過ごす。
週末は、チーム苫小牧、スキーヤーtadakumaさん達と、裏山セッションパート2。
深雪kosakaさんは満を持しての登場
なかなかの急斜面、d-takaさん、もう少しですよ
スキーヤーのtadakumaさん、奄美での波乗りも経験済み
渋いツリーラン
笑顔ですね、yamaちゃんは、今回カメラマンを担当してくれました
この後は再来軒でビール
ちなみにこの日nori、mitsueさんはsheesa パウダーセッションに参加して鍛えられたらしい。
あっという間に滞在最終日、この日はsugawaraさんバースデイパーティー。
美味そう
cake:手作り、素晴らしい
プレゼントをいただき、ご満悦のsugawaraさん
結局、サーフボードの出番はありませんでしたが、それだけ雪が良かったということでしょう。北国の皆様、お世話になりました。
text by charlie
2月18日 少し寒気の残る札幌でcharlieの友人琢ちゃんの自宅を見学する。でっかいセントバーナード犬と戯れつつ午後のお茶を楽しみ、足慣らしにさっぽろばんけいスキー場で3本滑ってみた。今期初のスノーボードと初めてのスキー場である。結構いけると思っていたが、実際滑るとフロントサイドは振動を吸収できず痛みが増強するだけでよろしくないのである。ショックである。
夜は苫小牧は「おくしり」で、深雪氏と深酒してしまい、勢いで矢沢なお店で更に盛り上がってしまったのであった。ステイは新しい王子。
2月19日 やはり二日酔いは厳しく遅刻しながらニセコに到着し、nao&JINJINと合流。気温が上がり雪がモサモサしていて最悪とのことで、モイワに移動することになった。しかし、モイワも似たような状況のようで数本滑って終了してしまった。この時、TT氏より電話があり、ついに新型スノーボードが仕上がったとのこと。昼は再来軒で五目あんかけやきそばにはまった。ここではD-taka氏グループと再会。
シェイパーの玉井太朗氏と記念撮影
ここにbobbyがいないことが悔やまれる
塗装したばかりで表面が安定してないので、まだ乗らない方がいいよとアドバイスされたが
しょっちゅうニセコに来れないので、速攻乗ることを決断したcharlie&JINJIN
厳密に言うと完全オーダーなのでgentem stickではないのである。
夜は玄天カフェで大阪チームと狩太&fudakoペアとご一緒させて頂いた。nao&JINJINは実は前日の夜sugawara氏宅で大阪チームと「あぶらみの」セッションをしていたらしい。次回は必ずcharlieも参加しようと思った!!
2月19日 新品カスタムボードで勇んで朝一ピステンを滑ってみたものの、やはりアキレス腱がいけてないためバックサイドのみの乗り味しか評価できなかったが、後半の粘りとクイックさのバランスはちょうど良さそうであった。今後が楽しみな板である。
その後、大阪チームと狩太氏と近場の裏山へお散歩に出た。天気はピーカンで気温は鰻登り、まさに春である。
ハイクも楽しめる沖縄チーム、結構速いじゃない?
調子に乗るな!!と怒られそうである・・・
ちなみにcharlieの2年ぶりのハイクは雪のズレとの戦いでスリル満点であった。
やはり幅があるのである
妙な踊りはJINJIN
何度見てもいい山ですね、ため息が出そう
rider:nao
春爛漫な天気のおかげで雪は腐りまくり、ブレーキのかかりまくる難しい雪質となってしまい、転倒パラダイスな裏山になってしまいました。
今回はcharlieも機動力が出せず、いい位置での撮影が出来なかったため滑りの写真は不出来に終わってしまいました。3月は頑張ろう。
rider:JINJIN photo by 狩太
photo by 狩太
charlieの帰りを待つ
午後のひととき
午後はスキーを少々。鯉川にてまったりして、ふじ鮨で北の味覚を頂き泉卿でアダルトトークナイトという流れになりました。それにしても最近のひらふはオージーパラダイスで、どこの店も予約でいっぱいだ。何とかならんのか・・・
2月20日最終日またまた晴れ charlie&JINJIN&naoはピステンを流す。charlieはskiでついて行く。それなりにみなさん高速である。10年も通えばちょっとした脚前である。感無量!!時間の経過とともに腐った雪の高度が上がって行くのがわかる。10時過ぎには終了してしまった。最後に1本だけボードに乗ってみたがやはり辛かった・・・。
今回はskiをsugawara氏邸にデポさせて頂くことになった。実際、冬用品を持ってくるのには限界量があり選定に悩むのである。デポさせて頂くことで、ニセコで使える道具の幅が広がり楽しみも倍増出来るので、誠にありがたい話である。sugawaraさん、ありがとう!!。
最後に、またまた再来軒で五目あんかけやきそばにはまって、ニセコを後にした。今回も北の皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。
text by charlie
3月10日 前日、品川でメイクしたオイスターといつもの大腸ニンニクを未消化のままcharlie&JINJINは8時羽田発千歳便へ乗った。千歳では最近はオリックスレンタカーにお世話になっている。きのこ王国でとりと汁をメイクするルーティーンで昼過ぎにニセコ領域に到着。なんと晴れである。しかもほとんどピーカンで春爛漫なのである。今回もまた春を堪能することになりそうだったが、それは自然相手だからなんとも選択のしようがないのだ。どこのゲレンデもギッタギタなのは目に見えているので、少し裏山散歩でもしようかと車を走らせていると、こじんまりしたローカルスキー場に目がとまった。周囲のトラックはかなり入っているが、ピステンはまだコーデュロイが見える。とりあえず初日はここで足慣らしすることとした。二人の赤板乗りはそれぞれの感触を確かめる作業に専念する・・・はずだったが、隙間の面ツル斜面に気をとられてしまうのであった。
rider:JINJIN
バービーショットで
rider:JINJIN
固めだが面ツル、景色最高!
rider:JINJIN
というわけで、なんちゃって撮影隊に変身してしまいました。天気はいいし、十分満足できたのでした。
夕刻、泉卿のハイクラスにチェックインしてびっくり、男二人なのに部屋はラブラブ仕様なのであった。ん〜〜なんだかなぁ〜〜〜・・・。
さらに二人して亀というレストランに行き、ワインとともにコース料理を満喫してしまったのだった。しかし、そのままビックリに行きtakeちゃんと親爺な会話に花を咲かせ、締めはオージーしかいないバルンバで軽く麦をひっかけたのでした。それでも12時過ぎに帰宅したことを考えると、明らかにパワーは落ちているのであった。
3月11日 天気予報では雨になっていたため、ゆっくり起床。takeちゃんに誘われ、降り出す前に軽く滑ることになった。ビックリで車を停めて用意万端になったところでcharlieは突然の鼻血攻撃に見舞われてしまった。しかも、意外にドクドク出てきて止まらない。沖縄風にいえばまさに「ち〜ご〜ご〜」というやつである。なんとか収拾をつけてリフトを乗り継ぎ6cから降りるとそこは、すべてが真っ白なホワイトアウト、自分がどこにいるのか、動いているのかわからず、めまいがして吐きそうな状態である。脚の感覚だけを信じ、ズルズルと見晴らしまで降りるともうやる気なしである。雨も降ってるし、速攻で下りて終了とした。一日一本である。
昼飯には再来軒を訪れる。アンヌプリより1〜2kmニセコ町側に位置するこの中華屋さんは、何を食ってもめちゃ旨い!前回は五目あんかけ焼きそばにはまっていたのだが、今回はチゲラーメンに浮気することにした。出てきたラーメンはほどよく旨かったが、途中から例の「ち〜ご〜ご〜」が再発して、後半はティッシュを鼻に詰めたまま食う羽目になり味がしなくなってしまい残念だった。鼻血が出やすい時に辛いものを食べるといけないことが、よ〜くわかりました。
雨も降っているし滑る気もないので、狩太氏地元の岩内までドライブ。港で大量の海鳥にやられたJINJINは、遂に今夜の自炊を決断し、いわない食品とマックスバリューでしこたま食材を買ったのであった。
これはちょっと買いすぎたか・・・
手前には「かじか」も見える
charlie作 きんきの煮付け
お米は4合炊いてみたけど、さすがに食いきれなかった。
夜に狩太氏、fudakoちゃん、kuwaさん、sugawaraさんが遊びに来てくれて、特に前者お二方が、余りまくった食材を片づけてくれたおかげで、翌朝で4号キッチリとメイク出来たのであった。
3月12日 朝から降り始めた雪が、もしかしたらという期待を持たせたが、遅れて参上したcharlie&JINJINは花1周辺でちろちろ流すだけの結果となってしまった。昨晩到着したhayakawa氏&sugawara氏によると花3あたりは最初は良かったらしい。苫小牧チームも参上して大所帯になっているようだった。
昼飯はまたまた再来軒で今度は五目あんかけ焼きそば。しかも、全員集合状態となって、短い時間だけどおしゃべりタイムとなっていた。数日前に奄美で飲んだばかりのtadakuma氏も合流していて不思議な感触であった。美味しいシュークリームまで頂いちゃってどうもありがとうでした。
食後は、JINJINと二人ローカルスキー場のゲレ脇パウダーセッションで結構楽しめた。全山共通3日券を購入しているので、久々に東山を滑ることにした。カリンコリンの急斜面をスキーで飛ばすとまぁ腰の痛いこと!!1本で終了としてしまいましたが、どうせならってことでアンヌプリも2本滑り本当に全山滑ってしまったのであった。
夜は飯5合とJINJIN作カレーで死ぬほど食べたが、食いきれる量ではなかった。グループホームから鍋のお誘いを受けたときにはすでに腹回りが倍近くなっていたのであった。それでも雰囲気だけ味わいに麦を片手に短時間お邪魔し楽しい時間を過ごさせて頂きました。
3月13日 昨日から降っている雪が気持ちを高ぶらせる。リフトさえ動いてくれればコンディションは最高のはずだ。二日酔いもなく朝から食事、片付け、チェックアウトとこなし、8時10分にはセンター4前にスタンバイ!8チェアーをゲットし、高度を稼ぐ。スーパーコースの横もかなりそそられるが、ここはぐっと我慢で6cに繋いだ。タイミング良く動き出したおかげで、久々にファーストトラックを頂くことができた。さらに何本か追加して最高のパウダーを満喫できた。底つきのない北海道のパウダーは世界一だといつも思うが、ここ数年まともに当たってなかっただけに、charlieとしては感無量なのであった。
終わりよければすべてよし!ということで、気分良くニセコトリップを終了とした。時間差で結局一緒に滑ることは出来なかったけれども、北の皆様にはいつもお世話になりっぱなしですね。感謝です。
ラブラブ部屋にてくつろぐJINJIN
くつろぎすぎる肉塊
これで厄も落ちたんじゃなかろうか・・・
text by charlie
4月15日 単身千歳に乗り込む。今回はbobbyと春ザラメを楽しむ予定であったのだが、なんとbobbyのドタキャンにより一人旅に変更となったのだ。なんでもネットでの航空券取得に失敗したらしい・・・。
やや高曇りではあるが、春らしい天気でありニセコまでの道のりはすべてドライであった。あ〜〜北国の春である。
ニセコに到着すると桑さんやパールや今回初めてお会いしたtakeda氏らとともに、見晴らしに始まり6c周辺でザラメを楽しんだ。この時期は刻々と変わる気温と日照状況や高度変化により一本滑る中でも次々と雪面が変わっていく。ある意味すごくテクニカルなのである。でも楽しい。しばらく付き合って頂いた後は一人で流してみた。脚はイマイチの調子なので無理せず適当なところで切り上げる。
そして、春のお風呂へ。缶ビール片手に露天へ行くと懐かしい顔に出会った。カムチャツカに同行した通称裁判長である。なんでも室蘭に転勤になったそうである。もう一人はUpas代表なべさんである。大昔に撮ってもらったバートンに乗ってのバックサイドの写真は、このHP上でも公開しているが、業務用にもまだ使用して頂いているそうである。嬉しい限りである。charlieの友人琢ちゃんの家を創った設計士になべさんも家を頼んだらしく不思議な縁であった。
夕方はなんと桑さんのお誘いでsheesa宅にて夕食をお呼ばれした。はっきり言ってかなり美味しい料理だった。sheesaの新しい一面発見!二人の愛のお宅にcharlieはスパイスになれただろうか・・・。
その後は樺山ハウスにお邪魔して、古くから函館で波乗りしているnakamuraさんやT-tuneのtakedaさんたちと合流して打ち合わせという名の飲み会になったのであった。
その流れで結局sheesa宅に転がり込んで眠ってしまったのであった。
4月16日 朝から天気はどんよりしていて予報は雨。センター4であがってみたけどカリンコリンでこけたら死にそうな斜面になっていたため、ひたすらD線の壁に当てまくってた。苫小牧のD-takaさんとyamaちゃんをはじめ、sheesaと桑さんそれに絵描きのkenくんと一緒に楽しく滑れた。楽しかった。
rider:charlie photo:yama
rider:D-taka photo:yama
う〜〜ん・・・D線だ!
再来軒にて鼻血を出さずにチゲラーメンをメイクして、やっとsugawara邸にて一段落した。寝袋で快適に昼寝した。ほとんど雨模様ではあったが、せっかくだからということでskiを持ち出しひらふで3本ほど滑った。これはこれで楽しいけどモサモサしたところは相当辛かった。
MaxValueで買い物をしてsugawara邸に戻ると温泉旅行を終えた狩太氏とfudakoちゃんが待っててくれた。狩太氏と新たな穴場温泉でのんびりした後、鍋を囲んで団欒タイム。まったり過ごさせて頂きました。
4月17日 早朝に狩太氏とfudakoちゃんを送り出し、いそいそと用意してセンター4へ。さすがにこの時期の月曜日はほとんど無人状態である。
誰もいないぞ
ひらふ第一駐車場にもこれだけしかとまってない
おまけに1000m大地より上はなんと重めながらパウダーである。昨日一日動いてなかったせいで6cの沢には十分たまっていて、右壁はほとんど底ツキなしのパウダーであった。当然の如く無限ループ状態に入るcharlieなのであった。ただ、気温の上昇とともにみるみる重くなるし、さらには地吹雪で何も見えず久々に氷むき出しの上で逆エッジをくらい悶絶肛門全開体験も出来たのであった。
びしょびしょになって今シーズン最後の滑りを締めくくった。sugawara邸を最後に見回り安全確認の後、帰路についた。美笛は吹雪であった。
時間があったので久々に苫小牧でこぶ平の四川風ラーメンを食べた。5年ぶりに食べたが、ここはやはり上手いのである。また来たいものだ。
今シーズンは計4回ニセコを訪れた。通いとしては過去最高回数かもしれない。オージーも増えて環境は変わったけど、やっぱり山はかなり良いのである。これからはニセコに腰を落ち着けていきたいなぁと考えているcharlieなのであった。
それもこれも、やっぱり良い(酔い?)友人に恵まれたことが最大の理由だと思う。
皆さんこれからも宜しくお願いします。