text by charlie
今年は例年に比べ、11月からえらい寒くなっちゃって雪も降ったりなんかして。
バレルの面々も気合いは入っていたのだが、さすがに仕事もそんなに休めないって事で、やっぱり12月スタートになりました。
さてさて今シーズンはどうなる事やら・・・・
12月13日 千歳で合流したcharlie、M原、JINJIN、MASAの4人はボンゴフレンディに乗って、276号線を西へ向かった。
いつもの如くフォレストでキノコ汁と地鶏焼きを頂く。焼きのおじさんは相変わらず憶えていてくれてなんだかホッとする。
きのこの盛り放題に関する評価は、ZZ千葉さんのところで酷評されているが全くその通りである。参照していただきたい。
charlieも久々に運転するので緊張したが、まあ何とかニセコにたどり着くことが出来た。今回の宿泊は「ひらふ亭」である。道内初露天風呂付き部屋と宣伝してたくらいだからかなり良いのだろうと期待する。ちなみに私たちの部屋は普通の部屋です、悪しからず。結果から言えば何となく狭いし、パッとしない感じだった。深雪さんによればアルペンの方が大分広いらしい。次はアルペン泊まりたいなぁ。
夕方から早速、今期初の滑りに出かける。ナイター券を買って、センター4へ。しかし、ここでトラブル発生、M原君のラピッドファイア(shimanoの新型ビンディング)がなかなかはまらないのだ。家で練習したときははまったらしいのが・・・
それぞれ何かしら新型の道具を持っていたりするので、それぞれにシェイクダウンといったところでしょうか。
2時間も滑ればもう十分で7時前にはサッサと切り上げました。(もっと練習しろよぉぉぉ)
7時からは新谷暁生氏によるスライド&トークショーに参加するため、七横会のcobaくんを拾って東山プリンスホテル新館に向かいました。遅れて入ったけどそこそこ人はいて勉強モードに入ったのでした。
その後は、Big cliffで晩餐。狩太氏、futoshi氏も一緒に軽く呑んで、タケちゃんとも久々の再会を祝ったのだった。千葉から参加の香織ちゃんと久々のしゅうが一緒になって熱燗をやっていたら、案の定BARUNBAへ流れてあーーー頭痛いぃぃぃ。
12月14日 今日は絶対晴れるはずだというみなさんの期待を裏切り、ガスった空が見える。まずはピステンを流す。シーズン初めということもありcharlieはまるで滑れない。危うく高速逆エッジを食らいそうだった。JINJINはそんなcharlieを尻目にびゅんびゅん飛ばして滑っていった。どこかで密かに練習してるだろ!!JINJIN!!
全山共通券を買っているので、思い切って東山へ向かう。ほとんどまともに滑ったことのなかった東山だが、コースはなかなか面白そうであった。LTDなんて言うlコースもあるんだもんね。格好いいね。
しかし、さすがにパウダーはほとんどなし。ワンターン分だけ攻めると、急に足下がなくなって、食らってしまいました。おかげで翌日から腰痛になってしまった。
cobaくん、JINJINと3人で顔を見合わせ、抜けないピークを目指すよりニトあたりでお茶を濁しますかってことで、早速準備して向かう。行き止まりに駐車してハイク。見た感じブッシュはかなり凄そうだが、まあする事もないし登りましょうかってことで、交代でラッセルしてそれなりの斜面へ。ピットチェックして雪を確認した後、それぞれの数ターン。一瞬だけイェーーーイ!!
rider:coba photo:charlie
rider:charlie photo:coba
rider:JINJIN photo:coba
rider:JINJIN photo:charlie
最後はブッシュを抜けてお疲れさまでした。帰りに鯉川にて迎え酒でまったり。
夕方はNACでRUWEUの上映会に参加。参加者は多くてごった返している感じでした。ちょっと疲れ気味なので早々に切り上げ
玄天カフェでまったり作戦にでた。しかし、本日よりnaoとT-hashi氏が合流したので南方組だけでも結構な人数だったのに、さらに北海道組も加わって頂いて大人数にふくれあがり収拾がつかない状態に突入し、奄美の黒糖焼酎「里の曙」も手伝ってなんだかわけわからないうちに終了してしまったのでした。隣には富山チームのみなさまがいらっしゃったのだが、内輪だけでも収拾つかなかったので、挨拶も出来ませんでした、ごめんなさい。
今回は深雪氏、狩太氏、futoshi氏,はもちろんのこと苫小牧のどーたか氏にもお会いでき益々「苫小牧おそるべし」の感を強めたのであった。
12月15日 最終日である。今日もガスっている。今回はピークは諦めるということでゲレンデカーヴィングを楽しむ。といってもcharlieの場合ズレまくっていてお話にならないのだが・・・・。靴に馴染んでないからという言い訳しーーとこう。(^◇^;)
みんなで花3や花1を楽しむが、ほとんど気持ちいいとこはない。ひらふは本当にパウダー残存しないゲレンデになってしまった。
全山共通リフト券もあったので、ZZ氏と2人でアンヌプリに移動。少し堅めのノートラックツリーランを2本楽しんだところで終了。室蘭のDPT乗りの方にもお会いできいい機会になりました。
M原君も相当上手くなっていたらしくJINJIN曰く「荒れた雪面はメチャ速い」そうである。今後に期待したい。
ひらふ亭で温泉入ってパッキングし、ニセコをあとにした。香織ちゃんとすれ違ったらしいが気づかなかった、ごめんなさい。
帰りには、苫小牧の「クリッパー」で回転寿司タイムに入るという新たなパターンを築き上げ、それぞれの帰路についたのであった。charlieとJINJINはその日も蒲田で今シーズンの無事を祈る酒を呑んだのであった。(この後、年末にJINJINが大怪我することになろうとは知る由もなかった・・・)。
text by HANIO
今シーズン沖縄チーム第2弾は12月20日〜23日の間はにお&魔神がニセコにお邪魔しました。天候には恵まれた方だったんじゃないかなあ?充実した4日間でした。
バレル通の皆さんはもう知っていると思いますが、魔神は身長が2m弱、体重が100kg弱の巨体であり普段着でさえ調達に苦労してます。その魔神が今回のためにボードからビンディング、ブーツ、ウェアーetcを南国沖縄から通信販売のようなドキドキテレホンショッピングで買い揃えたという熱の入れよう。
はにおも今期ビンディング、ブーツ、ウェアーを新調しました。
12月20日朝8時30分沖縄発、ベースキャンプのニセコスコット16時30着。約8時間の長旅だが、朝の4時から起きて眠れなかったはにおは寝てばかりであっという間でした。温度差約30度の別世界だ!
スコット部屋のベッドカバー、カーテンはスヌーピー柄
新しい道具の使い心地はというと魔神のshimanoの新しいビンディングのシステム(ラピットファイヤー)は絶好調!沖縄チームの第1陣のM原が評判を落としてごめんなさいshimanoさん。でーじ上等ビンディングやっさー。しかし、はにおのステップインはなかなかはまらず。でもhayakawaさんや狩太さんのアドバイスで帰る頃にはスムーズにはまるようになりました。
右が魔神板、左がはにお板
魔神ニューボードも初日は荒れたゲレンデで洗礼を受けていたみたいだけど、翌日朝一ピステンからは気持ち良さそうに滑ってました。初めてのマイボードってこともあって楽しそうでした。
はにおは初日1時間くらい滑ったときにいきなり携帯電話なくして即ブルー。ニセコで3年越し2つ目の携帯紛失となりました。でも今回は前回の失敗に反省して防水タイプにしていたんですね!それがコウヲソウシタのか翌日届けられていました!!うーんすごい!!誰か知らんが有難う!!傷だらけだが機能には問題なし。カメラ付携帯にしなくてよかった。
本当に良かった ステッカーが破れてた
その日その日のコンディションについては良くわからんが、とりあえず師匠の教えを忠実に守りアサイチセンター4に毎朝並びました。3日目なんか魔神はセカンドチェアーに乗ろうとしてたもんね。はにおは遠くから見てたけど・・一番気持ち良かったのはやっぱりアサイチセンター4のピステンやっさー。ピスサラって言うのかな?特に3日目は羊蹄山が見えたりして良かった。時々ピークも抜けたりしてたけどすぐに天気が変わるし、準備(心と身体と道具と技術)も出来ていなかったので6C以上はあがりませんでした。
花園も楽しかった。花1くるくる回ったり。人も少なかったし。狩太さんと板交換してもらい少しだけTTにも乗りました。白いの。緊張したけど何かいい感じ!いつかはTT乗りになるぞ。コース途中のパウダーも滑ったけどやっぱりまだ苦手だなあ。木とかあるとそっちに突っ込んでいってしまう。気持ちいいんだけどね。
そういえば魔神はあの巨体をロープトウーに吹っ飛ばされてました。こんなのがあったんだねぇ。さすが奥が深いぞ(?)ニセコ!!
実はHayakawaさんはバレルステッカーを
逆さまに貼っている!!D-takaさんが正解!!
高久智基さんのトークも聞きに行きました。
アルコールセッションはビックリのほかBanBan、名前忘れたとこ!ばるんば??とか行きました。馬鹿騒ぎには至らなかったけど、酒のみ魔神&はにおは部屋でも日本酒飲んだりしてました。でも先に寝るのはいつもはにお。いびきがうるさかったでしょ!ごめんね。
とにかく楽しい時間を過ごさせてもらいました。技術的な事は置いといて二年ぶりにニセコに来ただけで舞い上がってしまったはにおのレポートでした。こんな感じになってしまいましたが、また行きますんで北の皆さん宜しくお願いします。うちなーに来たときにはわんにまかちょーけー。
text by HANIO
2003年1月23日〜25日はにおとHotta氏がヒラフにお邪魔しました。
予約したときにはjinjinも参加予定だったんだけど不慮の事故でキャンセルとなりました。
というわけで今回はHotta氏のニセコでの様子を中心にレポートします。
まずはHotta氏の紹介。福島県出身。32歳独身。趣味は合コンと出会い系サイト。昨年春に転科して沖縄へ移住。沖縄バレルチームにに出会い現在サーフィン修行中。テイクオフもまだまだ先の話。酒は弱い。スノーボードは数回やったことがあるって事だけど
「ほとんど初心者っスよ!」だって。とにかく必要以上に腰の低いおっさんです。
天気は晴天!羊蹄山もくっきり
さっそくゲレンデへ。まずはHotta氏の力量を観察
板とビンディング、ブーツセットで29800円なり
期待とは反して無難に滑ってしまう
つまらないのでどんどん登っていく
ビビらしてやろうと思い、いっきに第7まで上がったがはにおまでビビってしまった。
そして見失った
この後勝手に2壁にはまってしまい洗礼を受けたらしい。
このままでは悔しいので呑みで負かしてやろうと試みる。Banbanとかに呑みに出る。
部屋でも呑み続ける まだまだ呑む
しかし結局、はにおが先に寝てしまったようだ。
不敵に笑うHotta氏坊主頭がトレードマーク
翌日も無難にこなされ強いダメージは与えられなかった。日程の都合で3日目の夕方には上がりました。
はにおも倶知安駅は初めて。
JRもいいね
夜は札幌ステイでおいしい海産物をいただきました。
今回も北の人たちにはいろいろとお世話になり大感謝です。
Hotta氏もニセコ気に入ったようで、今後のツアー参加も希望しています。
次回こそはみんなでやっつけてやりましょう。
頼むぜcharlie
!!
test by charlie
2月27日 JINJIN、はにお、naoの3人は朝一那覇を発ち、ひとまずお先にニセコ入りとなった。
一方、charlieは昼まで仕事して、3時前の便で鹿児島、羽田を経由して夜9時過ぎに千歳入りとなった。夕方には閉店してしまうレンタカーをhayakawa氏にレンタルしていただき、空港まで迎えに来ていただいた。1月に御不幸のあった深雪氏の所に少し寄って焼香させていただいた。
夜は久々に苫小牧をゆっくり満喫した。古い方の王子に泊まったけど、やっすいねぇ。
2月28日 頑張って起きる。コンビニでおむすびを買って懐かしい道をひた走る。頑張ったおかげで8時15分には第一駐車場に着けた。別に並ぶほどのコンディションではないのでゆっくりと用意。そこで、沖縄チームと合流。はにおとcharlieは2年ぶりであった。
センター4を降りてみると、ピークが抜けていてすでに登りかけている人がいる。とりあえずピステン一本を軽く流す。JINJINはリハビリ中で抑え気味。はにおはかっ飛ばしている。naoは勤勉に練習中。
早速、車に戻って道具をとって用意しようかと思っていたら、naoはしかとで再びセンター4に乗っていってしまった。うーーーん、仕方がない。持っていってあげよう。ということで、装備ばっちりになって皆さんであがる。
もうこのころにはピークからのラインは入りまくりで大行列って感じだった。ここはいったい何なんだ。
ピークに着いたときはガスったり抜けたりという状況
今日は車もないし、北側はやめて雪庇方面に行こうと思ったらそっちもすでにずたずた。仕方ないので2番沢方面に向かう。途中からはラインの隙間も広がりいい調子となった。最後は沢を楽しんで終了。
rider:JINJIN
すっかりとんがりが似合ってきましたね
しかし、降りてみてびっくり。作業道にピステンが入っている。なんということだ。まあ、いろんなことが絡み合い変わっていくんだなぁと実感。
もうこの辺はズタズタなので、少し裏へ行こうということになり、ラーメンをささっと流し込んで出発。天気は最高で超快晴。ゆっくり用意してまずはビーコントレーニング復習を軽く行う。それからすでにトレースのついた堅めの雪を踏みしめて登る。charlieはハイクは遅いが沖縄組はもっと遅い。山岳地帯のない島の人たちはしょうがないよね。
1時間ちょいでピークへ。凄くしまっている感じはするが、ピットチェックで確認。大丈夫。たぶん・・・。すでにラインは多くはいっているが隙間を狙ってそれぞれにドロップイン。
rider:hanio
太陽のせいでモナカっぽい感じで難しい一本であった。帰りはストックを出して漕ぎ漕ぎお散歩コースで終了。いやーーーいい一日だった。終始快晴だったよ。
夕方からは「にせこ雪崩調査所」の講習会を受けた。出前みたいに出張して講習してくれるのでとても便利だし、雪崩の知識に一本ピシッと線が入り、さらにニセコならではの特殊な情報が満載されています。これはニセコで滑るなら必聴です。詳しく知りたいかたはその旨を当掲示板にお書きください。
最後は、いつものBig Cliffで飲酒。懐かしい友人とも対面できました。それでも飲み足りず遅くからカフェへ移動。最後まで飲んだくれてました。二日連続の深酒はツライ・・・。
3月1日 今日は苫小牧組の深雪氏、hayakawa氏も登場。朝から大所帯でピステンをかっとぶ。ピーク方面はガスかかっている。裏はどうかとも思ったが、まあ行きましょうってことになり、昨日に引き続きまたまた移動。着いてみればちゃんと抜けてるし良さそう。早速みんなでまたハイク。
charlieは最初だけ先頭
ハイクアップはいつものようにダントツ速い深雪氏。マジで速い。
渋みが増してきたJINJIN
小一時間のハイクでピークに到着。ボウルの東面は風でほとんど飛んじゃってる感じなので、西面の雪庇下を狙う。ピットチェックでも結合は良さそう。
charlieがファーストトラックを頂く。中央よりに入ってトラバース気味に入り下部の壁に当てる。いかったぁ。自己満足の世界だけどね。深雪氏はいつものようにきわどいラインで降りてくる。それぞれの滑りはご覧の通り。
rider:shinsetsu
さすがに美しいスプレーですね。光が足りないのが悔しい。
rider:hayakawa
さすが北海道在住の貫禄ですな。綺麗なラインです。
そしてゆっくり休憩しつつワークショップ。
結構いい体験になったみたい
体力も回復したところで2本目。サーーー頑張ろう。ハイクも慣れてみんな楽勝。しかし、風がだんだん強くなってきていて本当のピークまで行ったcharlieは飛ばされそうだった。目だし帽の世界だ。
一本目の課題を克服すべくチャレンジの2本目はこんな感じ。
charlieは以前から狙ってたロックガーデンを往く
写真ではいい感じだけど全然いけてない滑りでした・・・・反省・・・・
rider:JINJIN
rider:nao
BCに入ってきたばかりにしてはいいショットかな
駐車場に戻ってきたら、なんと深雪氏が借りたレンタカーがバッテリーあがり。ライト点けっぱなしという初歩的ミスをおかしたのである。しかし、近所でジャンプコードを借りることができ、すぐに解決。つつがなくセッション終了となりました。二日連続で自然に触れられて大満足だね。
実はみんなが滑る2本目を下から狩太氏やどーたか氏が見てたらしい。なんてこったい恥ずかしい。
夕方から東山で開催されたロングボードクラシックのボンファイアパーティに参加。狩太氏やどーたか氏が手伝いに頑張ってらっしゃいました。盛り上がってましたよ。
こっそり参加したつもりだったが、酔っぱらったはにおがジャンベセッションに乱入。勢いでcharlieも乱入。あーーー恥ずかしかった。
酔えばこっちのものさ!!
ここで、以前よりネット上では知っていた犬のタマさんと遭遇。マシンガントークでいろいろなお話を聞かせていただきました。
その後は、またカフェに移動して、「里の曙」をがっつり頂いちゃいました。しかし、カフェのタイ風ソーメンは美味いなぁ。お気に入りです。最後にcharlieのみBARUNBAで軽く一杯しめさせていただきました。
3月2日 朝からピステンをそれぞれに流すも10時過ぎには終了。急いで着替えて札幌へ。秀岳荘白石店で、みなさんそれぞれにお買い物して満足満足。時間がないので空港の寿司屋でお寿司をメイク。沖縄組の皆様は南へお帰りになりました。しかし、経由便でその日のうちに帰れるのは羨ましいなぁ・・・。
その後、charlieはレンタカーを返し苫小牧時代の友人とまたしても酒飲みへ。厚岸産の牡蠣、宗八、たち天麩羅、つぶ酢などをメイクして終了。あーーーもう酒飲みたくない。
毎度毎度、北の方々にはお世話になりっぱなしです。本当にありがとうございました。今年、あと一回行きたいっすね。春のザラメ、気持ちよさそう!!
3月3日 ひな祭り charlieのみ札幌の友人とローカルエリアを軽く流す。
結果、この日が一番のパウダーだった
帰りに狸小路の「炭や」をメイク。ずっと食いたかったので美味かった。久々だもんね。
遅い便で東京に戻るとBobbyが新橋まで出てきてくれて、あの「大腸にんにく」をメイク、最後まで飲んでます。ありがとう、Bobby!!
3月4日 朝一、築地に行ってとどめの大和寿司でおまかせをメイク。おみやげにアンコウをたっぷり買った。魚屋のおじさんに水漏れしないよう梱包頼むと、「今からまっすぐアメリカかい?」って聞かれた。なんでやねん!!
そんなこんなで無事島へ帰りましたとさ。
text by 深雪
2002〜2003年シーズン初め、ボウルのある裏山からシーズンイン
裏山 photo:深雪
12月後半にはほとんどのポイントが滑走可能になったのだ(いつもは1月中旬)。春先になっても黄砂の影響も無く「5月の風が・・」なんて声が聞こえるようになってもオレ達北海道組はマイペースで山に通っていた。
もちろんハイシーズンのように「狙う」なんて意識は桜前線の北上とともに消え去り、北海道組もリラックッスしながら雪山のおわりを感じ取っているところだ。
さて南方のみなさまに春のニセコをお伝えすべく簡単にショートレポートを書く事になった。
雪質はアンヌプリを例にすると、温度や面の方向、光や風などで状況が違うのがはっきりとに感じる事が出来る。
雨上がりのコンディションを楽しみに行った4月20日、朝7時過ぎにニセコを目指し、途中の支笏湖付近、苫小牧から行くとT字信号の約1km前、VWヴェントのエンジンが突然停止、JAFをオーダーし診てもらうが駄目、レッカーしてると丁度同じくチセを目指すD−TAKA氏チームが登場、乗るか?、といわれたが手続きがあるので先に行ってもらう。
苫小牧へUターン、普通はこれで”じっ、えんど”になるが、うちのアパートの近所にT社レンタがあるんで、いちばんちんこいのを借り再びUターン! う〜ん病気かも! でもカネの問題じゃない!
アルペンホテル前を通ると1セッション終え、缶ビールを楽しんだhayakawa氏を発見。
じゃ、行きますかと一緒に上がる。リフトを利用し角の取れたナチュラルパイプ、バンクと楽しみ、上も良くなってきた様だし、ちょっと登りますか?、とピークまで・・
2人でチョイスしたラインは写真を見ていただければわかってもらえると思う。
スタートは大きいボウル!雪が良い!バックサイドで思いっきり刻み付け、レフトのリップに余裕をもって当て込めるだけ板も走る。若干スネークした沢がだんだん狭くなるにつれオプションのトゥリーが現われる。
途中で山を見上げカメラを構えるとハイスピードに乗ったhayakawa氏が、なかなか良いラインを刻んできて、吸い込まれるようにボタンを押した…。そのまま花3連絡コースで下山、ビールとナチョスで乾杯だ!
rider:hayakawa photo:深雪
D−TAKAチームもチセの雪も良かったそうで長い時間楽しんでたらしい。
さてGW、今日も良さそうな感じはあるが行ってみないとわからない、とクルマ屋さんから借りてるオペルに板を詰め込み出発。すこしクルマが多い様だ。春は早い時間に行っても雪が凍って固いんで通常より1時間以上は遅い出発となる。温度が上がり、雪がすこし柔らかくなったころが狙い目だ。午後からは逆に雪が固まってくる。また、足の裏に伝わってくる感覚も、スピードは乗っても、あのやわらかく、やさしい感じはなく、雪の硬さがストレートに伝わる分、そんなに斜度がなくても時にはスピード感が楽しめる。エッジの噛む音も「キーン」から「シャー/ザァー」なんて音に変わっている。
当然ハイシーズンに感じるあの独特の景色とバイブレーションは薄れ、Sボーダーはいっきに少なくなり替わってファミリーでのスキーや、モーグラー/レースなど好きな方が増えてくる。
駐車場から見上げると、春の瀧も現われシーズンの終わりを告げている。
hayakawa氏も朝までの勤務を終えニセコを目指していたが時間の関係で洞爺湖/ルスツ方面へのラッシュにバッティングし、時間がかかっての登場となる。滑る前にビーズカフェでビールをオーダーしランチをとる。(いつも昼からビール!charlieほどではないが)
コースを流して3時、ピークへ、ラインどりをシュミレーションするが今回は雪が解け花3へ滑り込むのは無理と判断。
ピーク付近のhayakawa氏 photo:深雪
空の色がイイ感じになったところに合わせたかのようにドロップ。遅い時間のせいで、多少ひっかかりが感じられたが斜度がまあまあなんでスピードは乗ってくれた。(たぶん昼過くらいは良かったのでは)
リップに当て込みにいく深雪氏 photo:hayakawa
さて、JoJo’sでの定番、ビール&ナチョスでくつろぎ階段を降りるとラフティングのガイドを終えたえんどう氏とバッタリ、尻別川の水量が良いらい。今がピークですね。
途中は前回同様、喜茂別町のフルップ温泉(入浴200円也)に浸かって帰ったのだ。
ストーリーの3つ目は5月11日。今期沖縄チームも攻めたあの山。目当ては東面。
当初、シーズン初めから攻めているあのボウルを持つ山のメインシュー狙いだったがゲートがまだ閉鎖。前日そのゲート前のホテルにTELし「開いてます」の声を確認したはずだが…タイムオーバーになり兼ねないオレなので反対側ゲートからのハイクはパス。ニセコ町から冬季閉鎖規制解除になった道路経由で上り口へ、途中右手に見える山の沢には、いいラインが入ってたね。
ザックに板を付けハイク。少し風が吹いている。
ハイクhayakawa氏 photo:深雪
登ってるのはオレ達以外はスキーを楽しんでる者だ。ピークに着くとスキー場側から登って来たグループと遭遇、なかには小学高学年が中学生かと思われる女の子もいる。シャッターボタンを頼まれ、こちらもお願いする。
ピーク photo:localskier
滑る時になって気になる事が発生した。斜面的にはオープンバーンなのでまったくチェックせずハイクしたが実は上り口のすこし上にクォーターパイプがあった。真上から見るといい感じで、当てに行きたい感じがする。しかしハイ松のバンドが下まで伸びてるのとあわせ、ノール状でチェックは厳しい。レフト側に一回トラバースしなければスピードは乗らない角度と思われる。またその面には小さな木の枝も少し在ったような気がする。枝が多かったら真下のオープン面のほうがベターだ。短い思案の後、左へトラバース、気になる地形は当ててみたい。
open faceを滑るhayakawa氏 photo:深雪
結果は、やはりスピードを乗せる直線距離が取れず、パイプを舐めただけだった。
駐車場へ移動し炭をおこし、hayakawa夫妻とジンギスカンセッションが始まった。春ならではの光景だ。風も無くいい日よりだ。肉の銘柄はcharlieの裏の名前と同じだった。隣でもピークで会ったグループが焼肉をしている。春山ではこんなことが出来て良いですね。もちろん後かたずけはきっちり!
そのあとはひさびさの鯉川温泉でのんびり。
内風呂で瞑想にふける?hayakawa氏 photo:深雪
北海道のなかでも良い雪が舞い降りるニセコ。たしかに魅力はスタートからハイシーズンだ。
しかしこのように、というか楽しみ方は人それぞれだ。
かなりオレ的な感じだが、やはり春になってもここはパラダイスだ。